これが1300年前⁉想像の倍以上、東大寺

建築物
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8月初旬、1年間で最も暑い時期で夏バテが心配となるところですが旅行に行きたい欲は止まりません。この欲望に従いまして向かった場所は奈良です。

奈良県といってイメージするのはやはり古都です。京都に並んでここも世界に広く知れ渡る観光地で、私もその姿を見ようと鉄道で足を運びます。青春18きっぷを使用しての旅行なので移動はもっぱらJR路線でした。

目的地は東大寺、JR奈良駅からちょうど出ていたバスに乗り込み10分ほど。歩行者が増え始め、土産物を売る店などが現れ出します。いよいよ歩いて寺院まで向かう時です。

エアコンの効いたバス車内から外へ出た瞬間、湿気を含んだ熱気がプワ~ンと顔にぶつかり危うく体力を奪われそうになります。ここで負けてはいられません。早く寺院の入口まで向かいましょう。

写真左下にシカの後ろ部分が確認できます。この後ろには何匹も群がっていました。

非常に驚いたのが門に続く道に平然とシカが歩いていたことです。シカは肉食動物から逃れるために警戒心が強い動物だと思っていました。現に北海道を訪れた際は100m先に発見して目があった瞬間に一目散に逃げていきました。それとは正反対の光景です。

都市伝説だと思っていた光景が現実のものとなり、動物って不思議だなとますます思いが強くなりました。

写真を少し編集しています。ただし建物についてはそのままです。

こうやって全体を見渡すと個人的に中華料理店の内装に見えてきます。当時は唐からならって建設したはずですから当たり前といえば当たり前なのですが、私のパッとイメージするお寺とは違います。このイメージとの差がまた面白いところです。

この角度、個人的に迫力のある一枚が撮れたと思っています。

大きい・・・とにかく大きい、これが最初に感じたことです。長野県の善光寺や東京都台東区浅草に位置する浅草寺と同じくらいだと思っていましたが、それよりも一回り大型です。およそ1300年前にこれほど大きな建築物を造れたとは・・・先人の知恵とは恐るべきものです。

そして東大寺といえばなんと言っても仏像です。古代、周辺の木々を伐採してそれを燃料に銅をこしらえて作られたとされていますが、人力でもこんなに立派な像を造ることが出来るんですね、やはり人間の想像力というのは上をいっています。私にもその想像力を分けてください。

この道にも大勢の観光客が眺めていましたが、顔が映ってしまうため編集で消去させていただきました。

やっぱり大きい・・・。

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