シカを警戒しながら春日大社まで

建築物
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神社に向かう道中でシカにパンフレットをかじられてそのままシカの胃の中に・・・

まだ気が動転しています。土産物店の店主にこのことを話したら大笑いされました。

どうやら時々ある出来事のようで少し気を戻しました。

もう一つ別のパンフレットを持っていたので今度は絶対に食われまい!とシカを異常なまでに警戒する私なのでした。

シカがこちらに近づいて来ようものならすぐさまその場から遠ざかり、パンフレットはバッグの中へとしまいます。

それでも警戒心は残ったままです。

そうやってあっちこっちに目を配りながら宮が見えるところまで何とかたどり着くことができました。

ここまで来るとシカは見当たりませんでした。

たまたまでしょう、しかしそれでも安心感が大きいのです。

偶然にもシカはお留守のようです。一安心・・・

立派な門です、東大寺に近いからなのでしょうか、門の色彩が東大寺の門と似ています。

長い時間凝視していると神社と寺院の違いがわからなくなってきました。

しかしここは神の住まう神社です。謙虚な姿勢で望みましょう。

神社と聞いてイメージする静まり返った雰囲気とは少し違い、開かれた世界といった感覚を受けました。

それに加えてあちこちにぶらさがる装飾品が開放さを演出します。

ついついはしゃいでしまいそうになりますが無礼はいけません。自分に言い聞かせる必要があります。

この後、地図を眺めると奥には春日山原始林というほぼ手つかずの森林が広がっていることがわかりました。

帰宅してからもっと入念に調べておけば良かったと悔みました。

いつかその森にも足を踏み入れてみたいものです。

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