美濃から飛騨へ~ 下呂温泉の風情に浸る移動

国道
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撮影・訪問日:2024年9月27日

郡上八幡の街並みを目にして日本を体感した次はいよいよ美濃から飛騨への移動です。

標高は上がりより涼しく快適になることでしょう、秋に入った飛騨の風景はどんなものなのか楽しみです。

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ー峠を越えて長良川から飛騨川へー

歩き回って汗がまとわりついてしまい不快感がぬぐえません。

そういえば下呂温泉があるじゃないか!と気持ちを前向きにゴールの高山市を目指して走ります。

今いる郡上市は長良川の水系なのですが、下呂温泉所在の下呂市は木曽川水系の支流である飛騨川流域に広がります。

川沿いに位置する温泉、風情がありますね。日帰り入浴ができる時間は限られているので早速出発しましょう。

ー北側は人口希薄な岐阜県ー

郡上八幡には分かれ道が存在し、白川郷へと続く道と下呂市へと続く道が見えます。

私はメインルートから外れて下呂市へ続く道を選択、およそ1時間の走行です。

この道では車の往来が少なく前に続く道を私一人で迷走、そんな姿が国道41号へ合流するまで続きました。

道路の広さに似合わない交通量の少なさに私一人が取り残されたんだと勘違いしてしまうほどでした。

そんな勘違いは国道41号への合流でおしまい、数台の車の列が10~30秒おきにやってくる国道ではおなじみの光景へと戻りました。

しかしそれも美濃地方にいた時と比べると列の数は少なめ、やはり突入した飛騨地方は人口が希薄なようです。

2024年9月1日時点で岐阜県の人口は約191万人です。

しかし岐阜県の半分を占める飛騨地方(下呂市・高山市・飛騨市・白川村の合計人口)にはそのうち13万7000人。

これは岐阜県全体の10%に満たない数なのです。

飛騨川の両岸には宿泊施設がびっしり

ところがそんな人口希薄な飛騨地方も街の中であれば賑わいを感じることが出来ます。

郡上市から1時間、飛騨地方最初の自治体である下呂市へと入りました。

下呂市の中心地に近づくにつれて急激に交通量が増えてきます。

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ー名の知れた温泉地、それ名に恥じない賑わいっぷりー

有馬や別府に草津、それらと一緒に語られる有名温泉地だけあって街に入ると歩道には温泉街の風情を楽しむ観光客で溢れています。

人口は28,000程の小さな市なので温泉地といっても・・・と規模を控えめに見積もっていました。

どうやら私は光加減の調節が苦手なようです。

「お前は見る目がないな、もっとよく見てみろ」こんな言葉を街の方から投げかけられた気がします。

良い意味でイメージを覆されました、これは立派としか言いようがありません。これが名の知れた温泉街なのですね。

川沿いに建つ旅館・ホテルの光、橋を渡る観光客の楽しそうな表情にそこから聞こえる会話。

これはまさに物語の世界そのものと言えるでしょう。今だけは物語と現実の区別がつけられません。

始めて撮った写真を加工しました。ライトの光が眩しすぎるため少し調整を加えています。

中でもここはその気分が最高潮に達する場所です。

穏やかな川に沿う旅館に柳の木々たち、肉眼で見ると優しい光を放つ街頭や両岸の通路を行き交う観光客。全てが満点です。

この光景は本当に現実なのか?と疑ってしまうほどなのです。

しかしどれだけ疑おうが見ている風景は本物で疑心暗鬼になっているのは脳の方でした。

ここまで夢と錯覚させる場所はそう多くはないでしょう。

是非とも次に来る際にはこの道沿いの旅館に宿泊してみたいものです。

今度は自動車ではなく鉄道で、それも特急ひだを使って訪れてみたいですね。

さて、私もやはり湯舟に浸かって汗を流すためにこの温泉地にやってきました。

日帰り入浴施設が閉まる前にお湯を堪能しましょう。

湯加減は普段入るお湯や浴びるシャワーよりも少し高め、こまめに入って出るを繰り返すのが得策でしょう。

湯に浸かった瞬間から全身の緊張がほぐれて休憩モードに切り替わっていきます。

脳にもそのリラックス効果が伝わったためかよりいっそう穏やかな気分となります。

入浴後もリラックスモードが持続し安心して眠ることが出来そうです。

このままガンガン活動していたらいつまでも眠れずにいたでしょうから一安心、後は寝られる場所を探すだけです。

最終目的地は高山市なので道のりは長そうです。

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