青春18きっぷを使って長距離旅行(四国ver) 姫路~徳島 (前編)

建築物
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撮影日:2024年9月5日

以前、青春18きっぷを使用して九州を観光しました。

その時に他の地域も同じ方法で訪れてみたい!と考え、他に北海道や四国が候補に挙がりました。

ー関西と山陽の境目ー

選んだのは四国です。

以前に鹿児島市を訪れた際に目にした商店街の賑わいっぷりに感銘を受けました。

そして西日本には栄えている地方都市が多いと聞いて四国に足を運んでみました。

姫路までのルートは前回の九州と全く同じですので今回は2日目の移動から綴ってみたいと思います。

姫路駅前 52万の町はやはり混みます

私がネットカフェを後にした頃は既に通勤・通学時間と被っており、座席に座れないかもと覚悟します。

このメリットは景色が良く見えること、デメリットは体力を削られることです。

案の定ホームには多数の旅客が待ち構えていました。この中に私も必死に入り込み体力を維持できることを祈ります。

(この時点で座れないことは確定していました)

この、のどかな風景からは想像がつかないほどに乗客でいっぱいです。

リュックを邪魔にならないようにかご棚の上に置いて席が空くのを待ちます。

ちょっと列車が傾くと隣の乗客に当たってしまう程度の混雑率で姫路市の郊外部を走り抜けます。

混雑のピークはちょうどこの辺りでした。

英賀保はりま勝原網干竜野相生と郊外を抜けていくにつれて乗客は少し、また少しと減っていきます。

しかしまだ座席が空くほどではありません。座れるようになるには上郡駅を発車するまで待たねばなりませんでした。

岡山市を貫く旭川

上郡駅を抜けて岡山県に入る頃には座席が空いて座ることができ一安心です。

しばらく座席でボーっとしていたうちに列車は岡山市へと入っていました。

川を渡る時に町の姿を一望できるのですが、私はその時の風景が好きでカメラモードを起動しました。

ここから見ただけでも規模の大きな都市だと分かります。

岡山駅ホーム 新型車両のため揺れは少なめでした。

ー橋を渡った先の地方都市たちー

岡山駅に到着した後に乗るのはJR四国運行の快速マリンライナーです。

タイミングが難しく橋桁が映りこんでいますが海を撮れたことは満足です。

宇野線(宇野みなと線)を走った後、児島駅を発車していよいよ本州と四国を繋ぐ瀬戸大橋を渡ります。

周りを陸地に囲まれている影響からか波が穏やかで海が見える区間では随一の旅情を掻き立てます。

橋は一直線ではなく途中の離島をいくつも経由して安定性を保ちます。

高速道路の方ではICも存在し、生き物のような見た目が面白いところです。

高速道路とお別れ
なだらかな山々のふもとに広がる住宅街 中央奥の一際典型的な形をしている山が飯盛山です。

完全に四国へ上陸したら列車は最初の停車駅である坂出駅へと向かいます。

その風景は昔話に出てくるおむすび山と瓜二つであり、あの風景が当てずっぽうで描いたものではないことを証明してくれました。

(まんが日本昔話の背景担当は香川県出身ですのでこの風景が当たり前だったのではないでしょうか)

右側に見える8600系が個人的に好きな車両です。

坂出駅を発車したマリンライナー号は過ぎ去る景色に首を痛めてしまうほどのスピードを出し続けながら終点の高松駅を目指します。

最高速度130km/hに近い速度で20kmの距離をあっという間に完走してしまう姿は圧巻です。

ー 四国における交通の拠点、高松駅 ー

四国随一のターミナルだけあって地元客と観光客が入り混じります。

地方都市だからといって侮ってはいけません。

駅構内は歩行者で溢れかえり各々の方向へと歩いていきます。

列車の運行頻度も1時間に1本などではなくマリンライナーが30分に1本・普通列車が20~30分に1本。

そして特急列車が1時間に1本と充実しています。

ユーモアな雰囲気漂う高松駅

高松駅前は開放的でやはり多くの人々が行き交っていました。

この広さなのでイベントの開催だって容易でしょう。

眺めが良さそう・・・

このビルの奥は多数の島が浮かぶ瀬戸内海、ビルから眺めれば間違いなく感動ものでしょう。

そのための時間が残っていないことが悔やまれます。次の列車までの時間が迫っているのです。

目的地は徳島市、ここから先は高徳線に乗って目的地を目指します。

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