探索日:2024年10月13日
奥羽本線の終着駅である青森駅に降り立ち次は函館へ向かうフェリーへと乗り込みます。
船の出る港は駅から2km程で歩いていくことも可能な距離です。
そのため私はすぐさま歩いて向かおうと考えていました。
海側は日の入り真近で空はオレンジ色のグラデーションが美しい時刻で見ずにはいられない。
引き付けられるように海側に足を運びました。
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青森駅を降りた瞬間に驚かされるのは何よりもその海への近さです。
駅のバス停からでもこの風景が見え、あまりの近さに家の庭かと勘違いしてしまうほどです。
青函トンネル開通以前(1988年開通)には連絡船に乗り込み北海道へ向かっていました。
その時、列車ごと詰め込むことあったようで駅と連絡船は線路で繋がっていました。
故に海を見ようと移動しても全く抵抗感はありません。それだけ近い距離にあるのです。
駅から150m程歩いた先にかかる遊歩道を歩いています。
ここから見える海は穏やかで特に陸側(橋やビルがつらなる方)は波がほとんど確認できずプールを思わせる水面をしています。
今は長袖の必要なひんやりした天気ですが、服が鬱陶しく感じられるほどの汗ばむ夏であれば即刻飛び込んで泳いでいたと思います。
それほどにここから見える海は透き通っており穏やかで魅力的なものです。
しかし海に入れないからといって楽しめないかと言われると答えはNOです。
泳いでいる人間は誰一人として見かけませんが海岸には散策を楽しむ人間が数多く確認できます。
市民と観光客両方がおり両者ともこの海岸を憩いの場と認識しているようです。
こうした憩いの場に集う人々を目にすると気持ちが穏やかなものになります。
物語でもよく見る光景ですが、そうして描写は現実を参考にしていることがよく分かるシーンです。
そして周辺をウロウロしているうちに日はさらに傾き、眩しさのあまり周りが見えなくなる角度に差し掛かりました。
より一層美しさが増して太陽の眩しさに抵抗してでも目にしたくなるのです。
地平線付近がオレンジ色に染まり現実離れした光景を作り出しています。
その現実離れした風景につられて右奥のかつての連絡船が今にも動き出しそうです。
本当に汽笛の音が聞こえてきてもおかしくないほどの違和感の無さです。
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先程の展示船を目にした後はいよいよ本物の船へと乗り込みます。
本州から北海道までの移動となると大半が飛行機での移動ではないでしょうか、もしくは新幹線となると思います。
そんな中今回の私はフェリーでの移動を選択しました。乗り込むのは青函フェリーです。
青森・函館間においてかつては主要な交通手段だった船ですが、一体どんな雰囲気をしているのでしょう。
乗船時間が近づく度にうずうずしてきます。
飛行機が一般化する前、なおかつ青函トンネル開通前の本州・北海道間の移動では船が利用されていました。
今回の移動方法はまさに当時の移動を追体験しているとも言えますね。
実際に起終点の港位置が多少ずれたことを除けばルートは同じです。
青函トンネルは鉄道専用トンネルであり自動車は走れません、つまり北海道へ渡るには自動車を船に詰め込む必要があるのです。
それは物流を担うトラックも例外ではなく港には作業着姿の運転手を何人も見かけました。
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こちらは自家用車を積んで降りた先でドライブを楽しむのでしょう。
夜の移動となるので私は仮眠を取りたく、人数が少なく静かな方が良いです。
そうした理由から私は青函フェリーを選択しました。
事実、青函フェリーの船内ではぐっすり眠ることが叶いました。
乗船後の海は日が沈んで何も見えなくなっていたので乗り込んですぐに横になり目を閉じました。
船に揺られて眠り、その後目を覚ました時には既に函館の市街地が見えていました。
私は青函フェリーと津軽海峡フェリーの両方に乗ったことがありお互いに利点がありました。
今回のように仮眠を取りたい方は青函フェリーがおすすめです。
仲間と船旅をじっくり堪能したい方には広い船内を持つ津軽海峡フェリーがおすすめです。
(私の個人的な感想なので人によって評価が変わります)
明日はこの町を出発して北海道を北上していきます。
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