探索日:2024年7月23日
- 天然記念物の次は街に戻って市街地を探索です。
ー信号の音と一緒に行き交う歩行者ー
鹿児島駅からすぐの停留所から路面電車に乗り込んで中心街天文館まで数分、相変わらずの強い日差しで体力を持っていかれます。
しかしこの暑さにもかかわらずそれをものともせず行き交う大勢の人たち。
この賑わいっぷりを見るや否や私の体力と気力が見る見る回復。
天文館の商店街をグルグル回っていこうと思います。
ー現実にもあった!賑わいを見せる商店街ー
アーケード街の中を途切れることなく行き交う人々、賑わっています。
農村部育ちの私はこういったアーケード街を行き交う人々の風景は物語だけの世界だとばかり思っていました。
人っ子一人おらず葉が転がっている街を子供の頃から見てきました。
そのためシャッター街が当たり前だと思っていました。
一方で物語では行き交う人々、「そっか、人が行き交うのって想像の世界の光景なんだ」とすら感じていました。
幼少期のこういった経験から、商店街という場所は人がおらずただ広い空間が続く不気味な場所という認識が形作られていったのです。
それ故に栄えているアーケード街を目の当たりにすると今でもこれって現実なのか?と葛藤が起こります。
しかしこれは紛れもなく現実の光景です。
・JR新幹線・特急のチケットを自宅にお届け!【NAVITIME Travel】メインルートから外れるとさすがに見劣りしてしまいますが、それでも人の流れは尽きません。
たまに人の流れが10~20m程途切れるタイミングを狙って撮った写真です。
アーケード街だけでなく通路にも多くの人通りがありました。
おそらく直射日光と火山灰を避けるための屋根、これが遠くまでやってきたんだと実感させてくれます。
そして中心街の中でも特に人の流れが多かったのはこの大型商業施設でした。
1年前に開業したセンテラス天文館に向かう人の流れは途切れることを知りません。
歩行者と路面電車にバス、そして自動車がこの辺りを行き交う姿はまさに繁栄という二文字がふさわしいと言えるでしょう。
繁華街を観察した後は鹿児島中央駅へ向かって歩き続けます。
天文館を過ぎてすぐのこの街はホテルが雑居する宿泊エリアのようです。
私は前日はインターネットカフェに宿泊しました。
もっとお金に余裕が出来たら暑さから完全に逃れられるホテルにも宿泊してみようと思います。
こっちも負けていない!新幹線の効果を受けた駅前
鉄道旅行の上ではこちらのエリアも外すことはできません。
アミュプラザを始めとする商業施設が目立つ鹿児島中央駅前です。
新幹線が開業して以降に開発が進み現在の姿になったと聞いています。
サイトや動画によっては天文館に迫る規模の購買力とも記されているほどでストロー効果は本当にあるのかと疑ってしまうほどの立派さです。
駅の目の前にはイベントを開催するのにもってこいの広場が構えます。
今回はクレープ屋台と思われる屋台が停まっており、複数の通行人がその味を楽しんでいました。
この駅近くに住む市民や郊外の駅近に住む市民にとってはアクセスのしやすい場所というのは容易に想像できます。
だからこそ中心市街地に迫る地位を獲得できたのでしょう。
実際に駅の中には新幹線や郊外に抜ける在来線を利用する客で溢れていました。
まだ公共交通は見捨てられてはいないんだ、と希望が湧いてくる光景です。
他にも栄えている地方都市が存在すればぜひその姿を目に焼き付けたいものです。